コラム

COLUMN

ここ最近、新型ウイルスの影響により、
不便な日常生活を強いられている方が多いのではないでしょうか。

この問題を、少し異なる角度で客観的に見た場合、
今後の日常生活のヒントになるかもしれません。

「三蜜(密接)(密閉)(密集)を避ける」「仕事はテレワークで行う」
このキーワードは、
今の問題を解決するためだけではなく、
これから私たちが生活する上での常識となる可能性があるのではないでしょうか。

勿論、現在は新型ウイルスの問題があり、極端な状況となっていますが、
“接触リスク”や“自由な働き方”という事を再認識させられる
機会となっている側面もあるのは事実です。

人口密度が高い市街地や都会で満員電車に揺られながら・・、
又は渋滞する道路でイライラしながら・・、
日常生活を過ごす毎日が本当に幸せな人生でしょうか。

現在の生活を見直したとき、わざわざ地価や物価が高い場所や
人口密度が高い地域で生活する必要が本当にあるのかを考えさせらせます。

その反面、郊外の空き家は安価で広い住宅を得ることが容易で、
交通等のインフラも整っている地域も多くあります。

また、各地方自治体や行政も、
子育て支援や税制優遇など人口増を目指した多くの取り組みを行い、
新生活者に対する支援策も豊富に行われている地域も多くあります。

そのようなことが郊外の空き家に住む経済的メリットとなりますが、
何より一番のポイントは、
都心よりも「時間の経過がゆるやかに感じる」ことです。

人々に平等に与えられている1日=24時間、
郊外と都心ではこの感じ方が大きく変わります。
これは何物にも代え難いものと思います。

マイホームを“大切なプライベート空間”と考える人にとっては、
郊外の広い空き家は希望に叶う生活拠点となる可能性が
秘められているのではないでしょうか。

また、これから増々テレワークという働き方改革が進むことが予想され、
「通勤」という日常行動を気にする必要がなくなる方々にとって、
“住まい(マイホーム)”という位置付け自体が大きく変わることが予想されます。

とは言っても、大勢の方が今後も相変わらずの
日常生活を過ごすことを強いられるのでしょうが、
この世を騒がせている新型ウイルス問題をきっかけとして、
今後、郊外の空き家に住むことも検討の一つとすることを
考えてはいかがでしょうか。

2020年4月12日
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