空き家をリノベーション工事行い、
長期優良住宅に認定された一戸建て住宅が、
先日、朝日新聞で報道されました。

長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で利用するための
構造や設備等が講じられた住宅を国土交通省が認定する制度です。
新築住宅についての認定制度は平成21年6月より開始されていますが、
中古住宅については平成28年4月より開始されました。

近畿圏内では中古住宅の増改築に伴い認定を受けた住宅は2件のみとなっています。
(平成29年3月時点。国土交通省より)

今回、対象となった住宅は、築38年の木造2階建(延べ床面積約107平米)。
工事期間約4ヶ月で、柱や梁などの構造躯体の補強を行ったほか、
YKKAP社と提携し高性能な樹脂窓を使って断熱性や耐震性についての機能を高め、
長期優良住宅の認定基準をクリアしました。

長期優良住宅に認定されるメリットとしては、
固定資産税やその他の税制優遇、工事費の補助などがあります。
また、金融機関によっては、金利の優遇などもあり、
その他、将来の売却の際の住宅評価も、
一般住宅との差別化を図る価値基準での査定が見込まれます。

国土交通省では、今まで掲げてきた住宅政策「スクラップ&ビルド型」(つくっては壊す社会)から、
「良いものをつくってきちっと手入れして長く使う、ストック型」という住宅政策の転換のため、
空き家を改築して活用する動きの普及に努めており、
今後も、空き家からの長期優良住宅に認定される物件が増えてくるものと思われます。