空き家をご所有の方で「将来的にも利用予定のない」「売却はしたくない」
というお考えをお持ちの方は、一般社団法人移住・住みかえ支援機構が運営する
『マイホーム借り上げ制度』をご検討してみてはいかがでしょうか。
先ず、「一般社団法人移住・住みかえ支援機構」とは、
国土交通省や高齢者住宅財団などの関係及び支援を受けている、
公的な第三者機関です。
また、銀行などの金融機関や大手住宅メーカーなども参画しており、
官民一体となった第三セクターとして、
中高年の方々などの住宅資産や住まいに関する様々な支援業務を
行っている団体となります。
その住みかえ支援機構が母体となって運営している
「マイホーム借上げ制度」は、
空き家・空き住宅を所有している方に対して、
支援機構がその住宅を借り上げて一般のファミリーなどに賃貸行い、
その賃料を所有者へお支払する“賃貸運営代行(サブリース)”サービスの名称です。
空き家などの所有者が「マイホーム借り上げ制度」を利用するためには、
対象物件について一定要件をクリアする必要がありますが、
賃貸運営が始まれば、最低額の賃料保証制度があり、
安心して空き家を託した上で「維持管理」「資産活用」の効果が見込まれます。
また、空き家所有者と支援機構とは、原則「終身」契約ですが、
賃貸借契約については3年毎の再契約につき、所有者にとって将来の自由度も
担保されており、利用し易い制度形態となっています。
その他、神戸市では、「マイホーム借上げ制度」の説明会を定期的に開催し、
当該制度普及活動を行っております。
また、その他の地方自治体も普及活動や制度利用に伴う施策を行い、
利用者に対しての支援などを行っている市区町村もあるようです。
今後、益々増えると推測される「空き家」。
このような効果的な制度を活用することも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
関連リンク
・マイホーム借上げ制度とは https://www.toplife.jp/contents/category/lease/